2017年 06月 07日
バブルへGO!! タイムマシンはドラム式 |
脚本:君塚良一
財務省の窓際族の男が、バブル崩壊を阻止しようとタイムマシンで1990年の東京へ行き、数々の歴史を塗り替えて行くというストーリー。
そもそもこの洗濯機型のタイムマシンを発明したのは男の大学時代の恋人。洗濯機型のタイムマシンというのも滑稽ですが、この当時にドラム式が登場して、きっと「入りたい」という気持ちになったのかもしれません。映画の最後には「入らないでください」のテロップが表示されます(笑)。
で、この恋人も男より先に1990年に送り込まれたのですが、消息を絶ち、現在の時間では死亡として処理されてしまいます。実は本当に死んでいるわけではなく、タイムマシンで1990年に行っているということを知った彼女の娘もまた、母を探しにタイムトラベル。現在の日本からは考えられないほどのバブル景気に盛り上がる東京にたどり着きます。
この映画には多くの「本人出演」があり、バブル当時の記憶のある人であれば「あった!あった!懐かしい!」と声を上げてしまうこと間違いなしです。1990年当時に流れていた「サントリー鉄骨飲料」のCMで鷲尾いさ子が出ていたり、当時のテレビでやっていた「スターどっきりマル秘報告」という番組の映像として小野ヤスシが登場したり。
他にも、1990年当時ではまだ駆け出しの新人タレントだった飯島直子も、当時の設定で新人タレントとして登場します。
ロケ地は赤坂プリンスホテルや、マハラジャなど、バブルを思わせる場所が次々と。
知らない世代には新しく、知っている世代は懐かしく笑える映画です。
by wadami1124
| 2017-06-07 12:44
| 映画