2013年 10月 12日
メキシカン・スーツケース |
(C)212Berlin/MallerichFilms(C)MagnumPhotos(C)InternationalCenterofPhotography,NY
監督 トリーシャ・ジフ
ドキュメンタリーがすきな人もいますよね。
メキシカン・スーツケースは、実際に起きたことを映画にしています。
写真家のロバート・キャパによってスペイン内戦時に撮影されたネガが、スタジオから消えており、何処かに隠されているのではないか、といううわさがありました。そして、70年の歳月を経て、2007年に、3つの箱がメキシコで発見されました。その箱の中には、4500枚のネガが収められており、ロバート・キャパのものだけでなく、ゲルダ・タローとデヴィッド・シーモアのネガも発見されたのです。
この箱は、メキシカン・スーツケースと呼ばれるようになりました。
長い間、ロバートの弟、コーネルによって探し続けられていたものです。どうして、メキシコにあったのか、内戦はどのようなものだったのか、多くの問いかけと共に、真実がとかれます。
内戦を過去としてではなく、現在も続く問題としてとらえようとするドキュメンタリーで、いろいろなことが学べる映画です。
by wadami1124
| 2013-10-12 02:05
| 映画